何故がん治療で民間療法がなくならないのか
最近高須院長のがんの話題が度々ツイッターに上がるのを目にします。 そこでこんなツイートを見ました。
抗がん剤で治療中を告白した高須院長にヴィーガンがオカルト療法を勧めるがあっさり却下される https://t.co/7Axh3FJSZR @togetter_jpから
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) October 2, 2018
興味のある方は高須院長のツイッターをご覧ください。
とまぁなんで民間療法がなくならないのかって言えば一つは主治医が信用されないからですよね。
というかむしろこれが最大にして唯一の問題なんじゃないかなと思います。
だれだって初対面の人が話す話より友人から聞いた話の方を信用しますよね?
特に医者は絶対に治りますなんて中々言えない職業なので
治るかどうかは今ははっきり言えませんが…
なんて言われる患者さんが民間療法の強い謳い文句に負けてしまっても仕方ないんじゃないかなと思います。
だからこそ医者はまずは信頼関係を出来るだけ築けるように意識して患者さんと接しないといけないです。
私が臨床の場で学ばせてもらった時もやはりどうしても完治させることができない疾患を見てきました(というか治らない病気の方が多いのではないでしょうか)が
医者が患者から信頼されていると治らないなりに納得されていらっしゃる患者さんが多くおられました。それは元々患者さんの持っている資質だったり年齢だったり様々な要因があると思いますがやはり医者との信頼関係は欠かすことのできない要素の一つだと思います。
これから医師を目指される方には患者を治すことも大切ですが患者さんが今一番何を問題だと感じているかを考えてそれを解決したり納得させることが大切なのだと頭の片隅にでも置いておいて貰えると私も嬉しいです。